CSVのデータがレポート画面と異なる場合

ある指標に対するデータの合計と数値レポートのデータが一致していない場合についてご説明します。

UUの不一致 #

例えば、CSVファイルの中のUUを加算して得られたデータは10447ですが、同じ時間帯の管理画面でのこの数値は下記の6752です。

このように数値に違いが出てくる理由は、日付の選択範囲がそれぞれ異なるからです。
UUの数値は「選択期間において同一ユーザーの重複を排除した訪問数」という定義です。
つまり、数値レポートで見た場合、上記の7日間のデータの中で重複したユーザーが排除された訪問数です。
それに対し、CSVレポートでダウンロードした場合、日毎のデータとして出力されたため、
「それぞれその日の中での同一ユーザーの重複を削除した訪問数」が表示されています。

例をあげると6/12にユーザーAが訪問して、6/14にもユーザーAが訪問した場合、管理画面では「1」とカウントされ、
CSVとして出力すると、6/12に「1」、6/14に「1」がそれぞれカウントされています。

つまり「日毎のユニークユーザー数を合計」ではありますが、「一週間のユニークユーザー数」ではないということです。

訪問数の不一致 #

これは[数値レポート]>[コンテンツ]>[ページ]にて出力したcsvの"訪問数"の合計数値と、管理画面で見たときの訪問数の数値が違うという現象です。

例えばページ一覧の CSVデータの訪問数が
ページA・・・訪問数100
ページB・・・訪問数200
ページC・・・訪問数50
としましょう。
その場合合計すると350です。

ところが、管理画面のダイジェストページには訪問数が200となっていました。

これは必ず起こりうる現象です。
ページ一覧ページに表記される訪問数は
「該当のページ訪問したユーザー数」を示します。

例えばユーザーAが、一回のサイト訪問でページA、ページB、ページCに来たとしましょう。その場合、それぞれのページに訪問数「1」がカウントされます。合計すると「3」になります。

しかし、前述の通り1回の訪問なので、ダイジェストの訪問数は1となります。

ページ一覧の CSVデータの訪問数を合計することはあまり意味を持たないので気をつけましょう。