地域情報のデータ精度について

アクセス解析ツールでは一般的に、IPアドレスから接続元地域(国やより詳しい情報)を特定しています。

Ptengineでは、地域情報の取得のため使用しているIPジオロケーションデータベースを定期的に更新し、より正確な情報を取得できるよう勤めております。

一方、その地域情報の根拠となるデータはIPアドレスであり、GPSのような精度は望めないため、傾向を把握するのにお役立ていただければと思います。

下記には、地域情報に関するよくある質問をまとめました。

訪問地域が「japan(not set)」となっている場合の解釈

「japan(not set)」となっている場合は、「エリアが特定できない日本国内のどこか」ということを意味しております。

Googleアナリティクスと地域情報が異なる場合

Ptengineでは、サイト利用者のIPアドレス情報を取得し、その情報を地域情報をもつ外部のデータベースと照合して 地域レポートを作成しております。Google アナリティクスなどの解析ツールも一般的に同じ仕組みを使っていると考えられますが、使用するデータベースの違いから、最終的なデータに際が生まれる可能性があります。

地域情報はどれくらい正確か

以下のような理由により、大阪からのアクセスが、Tokyoと表示される場合もございます。

IPアドレスでどの程度地域を正確に絞り込めるのかには難しい問題があります。
たとえば、日本全国でサービス展開しているインターネット・サービス・プロバイダ(以下、IPS)に対して、ある範囲のIPアドレスが割り当てられたとしても、そのISPでのIPアドレスの利用がどの程度細かく地域別に割り振られているのかによって、精度が異なってきます。

現実的には、どのようなデータベースを使用しても、利用地域を100%正確に特定することは、IPアドレスの仕組みから考えて不可能だということになります。たとえばあるIPアドレスブロックがどこで使われているかをリアルタイムに100%データベースに反映することは不可能ですし、仮にデータベースが正確でも、企業内からのプロキシを通したアクセスやVPNを通じたアクセスなどでは実際にアクセスしている人の所在地とは異なる場所だと判定されることになります。

以上のような理由で、不正確な地域が表示されることがありますので、傾向を把握するのにお役立ていただくということでご利用ください。

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