CV計測をする場合、ユーザーが通過する全てのウェブページにPtengineの解析コードを入れる必要があるか、無いかは、解析したい内容によって異なります。
1. ユーザーが通過する全てのウェブページにPtengineの解析コードを入れる必要が無い場合
CV回数だけ計測できればよく、「CV名でフィルターを掛ける」機能(後述)を使う必要が無い場合は、CV設定のゴールページにさえ解析コートが入っていれば問題ありません。ただし、ゴールページだけではなく、ファネルも設定した場合、ファネルのページにも解析コードを入れてください。
2. ユーザーが通過する全てのウェブページにPtengineの解析コードを入れる必要がある場合(「CV名でフィルターを掛ける」解析を行いたい場合)
「CV名でフィルターを掛ける」とは、CV設定でゴールページに到達したユーザーにセグメントして、数値データを見たり、ヒートマップを見たりしたい場合です。ユーザーが通過する途中のページに解析コードが貼られていないと、途中でセッションが切れてしまい、フィルターが機能しなくなる可能性があります。
「CV名でフィルターを掛ける」解析を行いたい場合は、以下の全ての場合について、ユーザーが通過する全てのウェブページにPtengineの解析コードを入れてください。
・ドメインも、サブドメインもまたがない場合
・サブドメインをまたぐ場合
・ドメインをまたぐ場合
(ドメインをまたぐ場合は、さらに記述を追加していただく必要があるので、こちらも併せてご覧ください)
「CV名でフィルターを掛ける」がうまく機能しない場合の例:
ユーザーがウェブサイトに入ってくる
↓
入口ページ ・・・ 解析コード有
↓
商品A 詳細ページ ・・・ 解析コード有
↓
商品B 詳細ページ ・・・ 解析コード無
↓
商品C 詳細ページ ・・・ 解析コード有
↓
買い物かご(カート) ・・・ 解析コード有
↓
購入プロセス1 ・・・ 解析コード有
購入プロセス2 ・・・ 解析コード有
購入プロセス3 ・・・ 解析コード有
↓
購入完了(サンクスページ) ・・・ 解析コード有
※このページをコンバージョンページに設定している。
上記のように、途中に解析コードが入っていないウェブページが存在すると、「CV名でフィルターを掛ける」がうまく機能しなくなる可能性があります。上記の場合は商品B 詳細ページにも解析コードを入れていただくことで「CV名でフィルターを掛ける」解析を行うことができます。