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Ptengineのタグは、同期読込を採用しています。この記事では同期読み込みのメリット、および非同期読み込み(タグ管理ツールの利用を含む)を採用するのはどのような時かについてご説明します。
同期読込では、ページの読み込み開始後、JavaScriptが読み込まれたタイミングでタグの処理が開始され、その処理が完了するまでページの読み込みが止まります。つまり、JavaScriptが読み込まれたタイミングでタグの処理を確実に開始することができる(データを正確に計測できる)ことがメリットになりますが、デメリットとして、ページの表示が遅くなってしまうなどの影響が挙げられます。
Ptengineの基本タグは、下記の改善やCDNの利用および、独自開発のアルゴリズムにより、通常のネットワーク環境であれば数十ミリ秒以内に、また、Experienceでの体験配信を行った場合でも500ミリ秒以内に読み込むことができるよう対策しています。そのため、同期読み込みでもユーザー体験に大きな影響を与えるほどのページ読み込み速度の遅延はありません。
Note:Ptengineの基本タグは、ワールドクラスのネットワークとストレージを備えたAWSコンピューティングプラットフォーム上でホストされています。 AWSは、10年連続でクラウドインフラとプラットフォームサービスにおけるマジック・クアドラントのリーダーとして認識されています。 歴史的に見ても、過去10年間は100%のアップタイムを達成しています。
同期タグを採用するメリットは下記になります。 (※下記の記述は、基本タグがHTMLの
まとめると、タグの同期読み込みは、データの信頼性と安定性を高め、タグの管理・保守を容易にし、様々な閲覧環境の計測が可能です。
非同期読み込みは、JavaScriptの読み込みタイミングと必ずしも一致せず、別処理としてタグが処理されます。そのため、同期読み込みのようにページの読み込みを止めてしまうことがなく、1つのコードの読み込みに失敗しても、他のコードの読み込みを妨げることはありません。ページの表示に悪影響を与えてユーザーにストレスを感じさせることがないため、Googleタグマネージャなどのタグ管理ツールでは非同期での読み込みが採用されることが一般的です。
非同期読み込みは、処理のタイミングが安定しないことがデメリットとして挙げられ、データを正しく計測できない可能性があります。 また、Ptengine Experienceでページ編集を実行する場合、画面がちらつくフリッカー現象が生じる可能性や、状況に応じて適切な読み込み方法を選択する必要があり管理の難しさが増します。
こうした理由から、Ptengineのタグは独自の技術により遅延読み込みの心配もないため、同期読み込みを採用しております。
非同期での読み込みを採用するタイミングは、究極のページパフォーマンス(同期モードでは0.5秒以内のロード時間がかかる)を求める場合などになります。この場合、データ計測の遅延や画面のチラつきを許容する必要があります。
Ptengineのタグを非同期で読み込みたい場合は、こちらの記事をご参照ください。
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