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Ptengine Insightのイベントは、ビジュアル設定と手動設定の2種類があります。この記事では、ビジュアル設定についてご説明します。
ビジュアルイベント設定機能は、直接画面を見ながらノーコードでイベント設定できる機能です。イベント設定のプロセスを最大限簡単にしており、技術担当者のヘルプなしでも、簡単にイベント要素を選択できます!
以下では、ビジュアルイベントの設定方法をご説明します。
まずイベント設定ページに入り、イベントを設定したい要素があるWebページを1つ選択します。
Webページは以下いずれかの方法で指定ください。 1.①でURLを選択 2.②で「パラメーター除去後」・「元のページ」リストに表示されているウェブページ一覧の中から選ぶ 3.③でタイトル/URLで検索(検索欄は「タイトル」と「URL」を切り替えて検索できます)
Webページを選択すると、イベント設定画面が別タブで開き、どの部分をイベント設定するかをクリックで選択できます。マウスカーソルをオンした際に赤色の線で枠が表示される箇所にイベント設定することができます。もし、アコーディオンメニューの中の要素などクリック操作が必要な要素にイベント設定したい場合は、後述の「画面操作モード」をご覧ください。
要素をクリックすると、該当要素の過去7日間のクリック数が表示されます。ここで、①選択した要素のみと②カスタムの2つの方法から設定方法を選択することができます。
HTMLソースのbody要素の中から、要素を識別して選択します。
例えば、body > div:nth-child(5) > div:nth-child(2) > div:nth-child(1) > button:nth-child(3) といった形で指定されます。また要素のid属性は要素の順番に関係なく直接idを取ります。そのため、イベントを設定したい要素にid属性がある場合は「該当要素のみ」を選択することをおすすめします。
タグによって、以下のルールに従い要素を識別します
・tag:HTMLタグで指定された要素を識別します。 ・class:class属性で指定された要素を識別します。 ・href:href属性で指定されたURLを識別します。 ・text:テキストで要素を識別します。
Warning:サイト改修等で上記で指定したタグや属性を変更すると、変更後の要素は識別できませんのでご注意ください。
Tip:「DOM構成を無視」をONにすると、ページ内全ての要素にカスタムルールが適用されます デフォルトではOFF状態であり、カスタムルールは同じブロック内の要素のみに適用されます。 ONにすると、カスタムルールが適用される範囲がページ内全てに広がります。 例えば、ある画像(imgタグ)をクリックしカスタムルールで同じtagを指定した場合、「DOM構成を無視」をONにすると、ページ内の全ての画像がイベント対象として識別されます。 hrefで指定した任意のURLを持つ画像のクリックをまとめて計測したい場合など、同じ内容の要素がページ内で異なるDOM(Document Object Model)構成にある場合にONにすることをおすすめします。
計測対象要素の設定を完了したら、イベント名と計測範囲を設定する画面に入ります。
20文字の字数制限があります。この制限は半角文字・全角文字・半角全角混合のいずれの場合で設定しても、同じく20文字が上限となります。
一度設定したイベントのイベント名は変更できません。詳しくは後述の「設定変更・削除」をご覧ください。
計測範囲の選択肢は以下の通りです。
該当ドメイン: ステップ1で指定したURLと同一ドメイン内(シェアボタンのクリック数など) 該当ページ: ステップ1で選択したURL内 URLのルール: 「含む」「正規表現」「前方一致」「後方一致」「完全一致」のいずれかの方法で、対象範囲のURLを指定します。複数のページを範囲としたい場合にご利用ください。(複数の製品ページのお気に入りボタンのクリック数など。マッチングルールの詳細はこちらの記事をご参照ください。)
設定が終ったら「確定」をクリックし、下記の画面が出たら設定完了です。 設定したイベントは、プロジェクト名横の歯車アイコン > イベント設定より一覧を確認できます。
イベントは、設定した時点以降(約3分後)からデータ収集が開始します。また、収集したデータが下記のイベント分析ダッシュボードに反映されるまでには30分〜1時間のタイムラグがありますことご了承ください。
その場でイベントが正しく設定できたか確認したい場合は、「イベントが正常に発火しているか確認する方法」をご参考ください。
Warning:「イベント分析」画面には、計測数が 1 以上のイベントしか表示されません。イベント数値が確認できない場合、対象のデータ期間を今一度ご確認ください。
一度設定したイベントは、削除またはメモの変更しかできません。
<変更できないこと> ・設定済みのイベント名 ・設定済みの計測対象・範囲
上記の変更はできませんが、同じイベント名で異なる計測対象を新規イベント作成すれば、既存のイベントの計測対象を広げることができます(詳しくは、後述の「既存イベントに計測対象を追加」をご確認ください)。
プロジェクト名横の歯車アイコン > イベント設定より一覧ページに入り、画面右側の編集・削除ボタンより作業できます。
以下画像のように異なるページ要素をイベントとして設定し、名称を既存イベント名で設定すると、管理画面で新規イベントとしては追加されず、既存イベントが更新される形で保存されます。
そのため別要素を追加することで、既存イベントの計測範囲を広げることができます。なお同じ要素を重複設定すると計測も重複されるため、ご注意ください。
イベント設定画面右上の「設定済みイベントの確認」からは、このURL上で設定されているイベント一覧を確認できます。
すでにイベント設定が完了されている要素は、上の画像のように色がつきます。
ログイン後のページの他、ハンバーガーメニューやアコーディオンメニューなど、イベントを設定したい要素を指定するのに画面上で操作が必要な場合、イベント設定画面上部のツールバーの左上にある設定モードのオンオフ機能をご利用ください。
デフォルトはオンとなっており、オフにすると通常のWebページに切り替わり、ページ遷移や、ハンバーガーメニューやアコーディオン、ポップアップなどのクリックが可能です。操作が完了したら、設定モードをONに戻して、ビジュアルイベント設定を行なってください。
イベント設定画面右上の隠すボタンでは、ツールバーを隠すことができます。(画像をご参考ください)緑の矢印をクリックすると元の状態に戻ります。
InsightのイベントとExperienceのイベントは連携しています。しかし、Insightで設定したイベントをExperienceで利用(ゴールへの使用や、体験内でイベント計測を有効化)するには、計測数が 1 以上ある必要がありますので、ご注意ください。
Note:その他、イベントに関する記事 1. イベントが設定できない場合 2. PC向けとSP向けページで同一URLを使用している場合 3.計測対象のボタンのHTMLソースの文字列が少し異なるボタンが複数ある場合 4.イベント計測で同じ種類のボタンを合算したい場合
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